好きな劇団の好きな役者さんが好きなゲームの舞台に出演してて、もう喜びが渋滞した。
自分にとっての推しの定義:健康で文化的に生活してることがわかると「あぁ、よかったな」と思える存在。喜びとか楽しみにの増幅に関わってくれたもの全てに対して思えるもの。
世間と推しの定義違ったらごめんよ
中学生ぐらいの時、MXテレビをつけると演劇集団キャラメルボックスの公演が放送されていた。チャンネルをザッピングして見つけただけなんだけど、それが舞台との出会いだったと思う。テレビで見るドラマとは違って役者さんが大汗かきながら演技しているのに見入った。その頃、部活がとても憂鬱で、部活に行かなきゃいけないなら死にたいとすら思っていた。この番組が見たかった。番組は毎週やっているわけではなかったし、憂鬱な部活に時間を取られて毎回見られるわけじゃなかったけど、劇団の名前は覚えられた。
番組はその後なくなってしまったけど、ネットで劇団の名前を調べて劇団がDVDを販売している場所を調べてDVDと都心まで買いに行ったのが高校生の頃だった。役者さんの名前を覚えて、時々TVドラマに所属する役者さんや在籍していた方を見られると、とても嬉しかった。
大学生、社会人になって劇団が活動しているのが嬉しかった。無くなるなんて、正確には活動休止になるなんて思っていなかった。約2年後にキャラメルボックスは活動を再開してくれたけど、役者さんたちはどうしたんだろう、って思っていた。
演劇集団キャラメルボックスは2019年5月末に活動休止して、そのまま次の年には新型コロナウイルスが流行り出した。舞台のような臨場感と大切にするような商業は一気に自粛されるようになった。 でも、2021年6月に活動が再開された。この休止期間に所属していた役者さんが仕事(舞台出演)していたことがとても嬉しかった。私は好きなものが多すぎて、いろんな情報を後追いすることが多い。この情報に行き着いたのも2022/11/21だった。遅。
推しが仕事されている。働いて、食べられる。これを自分の好きなゲームを通して知ることができる。もう!ちょー嬉しい!羽が生えそうだった!
演劇集団キャラメルボックスの好きな公演を一つ。
「怪傑三太丸」
主人公のみずきが、ぶっ刺さった。もう気の強さが自分だった。
でも一番好きな登場人物は、吹雪御前。みずきと出会う渚姫の姉でありながら、忍びとして妹を追う役柄。渚姫のお付きたちには蔑まれているけれど、渚姫との絆がちゃんとあることが物語の中で現れるところが好きなんですよ。連れ戻すための問答の中でお付きにどうあっても信用されず、渚姫に「お前は私を信じるか?」って聞くところがすごく人間味があって好き。残酷な事を言うけれど優しい。
あと題材に中学生、夏休みの宿題、クリスマスのサンタと共感性のある情報が多くてスッと入れちゃうところが好きですな。この公演大好きだから、別記事も書こうかな。
いやこの公演に岡田さん出てないけどな!?