設備は古くて、狭くて、暑い。でも仕事の内容は面白いし、いろんな調理の方法があるんだなあと発見ばかり。生野菜はほぼ使わなかったり、生卵の扱いも独特だったり、冷凍室も冷蔵室もなかったり、前職とはいろいろ勝手が違う。職場が変わると、調理のやり方もこんなに違うんだなあ。先輩の調理師さんは、いろんなところで長く働いてきたベテランで、お話を聞くのがまた面白い。
ここ最近、暑さも相まって「ずっと大変、前より悪い方に進んでる」みたいなマインドだった。でも、よく考えたら全然違った。新しい職場に行けて、新しいことを教えてもらえて、それをアウトプットする機会と賃金がもらえて——面白いことが多いじゃん。この前、職場の人に「調理と早番だと、調理師さんだからやっぱり調理の方がいい?」って聞かれて、確かに調理の方が楽しいなと思った。前職の主任が「シフトの役割なら調理をしたい、楽しい」と言っていたのが、やっとわかった気がする。暑いけど、自由度があって楽しい。前職も、大変だったけど楽しかったんだな、と今は思える。
社会人として自分の健康を真剣に考え始めたのは、23、24歳の頃。それでも、この夏はさすがに体がついていかない日もあった。実はこの前、暑さで目眩がして早退したこともあった。半日でインナーが塩を吹くくらいの現場だし、通勤も長い。負担のことは、会社にも正直に相談してみようと思っている。合わなければ、その時は身の振り方を考える。試用期間中だし、お互いに”合うか”を見ている時期だと思うから。念のため、もし本採用に至らなかった時のこと(退職や雇用保険のこと)も調べておいた。知っておくと、心に余裕ができる。
先輩たちが腰痛で生活の質を落としているのを見て、体が資本だと痛感した。ストレッチを習慣にして、食習慣を変えて、運動してBMIを普通まで持っていけた。お金のことも勉強して、種銭を作って、それをどう育てるか、今は楽しみにできている。
なんで、あんなに不満や不安があったんだろう。
