敗者のゲーム。
資産運用において、敗者のゲームとは現代のアクティブ運用である。市場平均を越えようとすると、情報を膨大に集めなければならず、流れを追って売り買いをして手数料を払うこと又は払ってもらうことで、良いものを持ち続けることよりもコストがかかり、得た利益を食ってしまうようになった。それがこの60年間の変化である。では、個人投資家が、自分の資産をどうやって敗者のゲームから守り、育てていくか、を論じた書籍。結論から言えば、長期積立分散のインデックス投資を勧めているが、それを続けるための、より浮き足立たないようにするための指南書。ゴールを決めること、そこに辿り着くまでの方針を決めること、それを遵守すること。資産運用としてあらゆる市場において資産をもつ時点ですでにリスクを背負っていることを自覚すること。そして動き回ることで手数料というコストを支払うことを理解すること。これを常に客観的に観察し感情に流されないようにすることを説明してくれる。
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※『働かないって、ワクワクしない?』の感想はこちら → 『働かないって、ワクワクしない?』を読んで
