退職代行、行政書士、弁護士などが「一度相談を」って呼びかけてる退職に関わるお金のショート動画を最近目にするようになったんだけど、「モームリ」の経営者が逮捕されて上がったその分野の知名度を活かした動画での営業が増えてるね。
でも疑問だったのが、失業給付、再就職手当については、FP3級を取るにあたって勉強したけど、退職給付金って何?そんなの国(行政)からもらえたっけ?っていうのがこの記録を書き始めたきっかけ。
疑問を整理して、学び直し。
失業給付と再就職手当(雇用保険の制度)
失業給付は雇用保険に1年以上加入していた場合に受けられる給付、自身の年齢によって受けられる額のパーセンテージは変わるけれど、次の職まで生活の保障になる。
再就職手当は、失業給付の残り日数が全体の1/3以上残っている場合に受け取れる。早期再就職を後押しする手当。
※失業給付を自分で試算してみた話はこちら → 社会保障シミュレーションをする
退職給付金=一般的な退職金のこと
ここで紛らわしいのは、退職給付金。3本ぐらいこの手の広告ショート動画を見たけど、どれもこの給付を失業給付、再就職手当と同じ国からの給付みたいに言っていて誤解させる感じ。ショート動画だから、キャッチーに簡潔に説明する目的があるんだろうけど。。。
退職給付金とおおよそに紹介されているものは一般的な退職金。勤めていた会社が支払ってくれるもので、そもそも退職金制度に準ずる制度のない会社なら受けられない。種類としては退職金制度、企業年金、企業型DC、など。自分の場合は、前職の勤務先の本部が本部のある県の企業年金基金と会社自身での企業年金を組んでいてくれたんだよね。合算しても退職所得の控除範囲内だったし。
動画では最大400万円受け取れるって言われてたけど、どうなんだろう?最大を謳うより、下限を示してくれる方が親切だけど、サービスをして給付の代行をするのを目的にするならやはり最大値を示す方がお客が来るってことだよね。
自分で手続きできる、ということ
この記録をしているときに類似の動画に遭遇して、動画の上部の注意書きに呆れちゃった。「退職給付金とは傷病手当と失業手当と再就職支援手当の総称です」ってあって、既存の手当をまとめてあたかも新しい、しかも特殊なノウハウでしか受け取れない、みたいな言い方しないでほしいわ。如何にもこうにも心身に支障をきたしてしまって利用する退職代行サービスはあってほしいし、そういう手続きをしてくれるサービスはありがたいし、利用するべきだと思うけどさ。なんか、そういう失業する不安やお金の問題があるからこそ、勉強っていうか自分でできる手続きを自分で踏んで、血肉にする必要性を感じるわ。あとね、失業手当と再就職手当は普通に退職して求職していれば受け取れるように手続きできるから。傷病手当をもらわなきゃいけない程、自分を追い込むことないよ。なってしまったなら、遠慮なく制度を使おうよ、そのために諸々の社会保険料払っているんだからさ。自分で手続きする健康と、頭の中のフックがあればサービスを利用して手数料を支払うこともないんだから、自分で全額を活用できるよ?
※2026年8月時点の情報です。制度の詳細や個別の条件は、ハローワーク等の公的機関でご確認ください。
