保険って、商品だと思われていないのでは|リスクを移転できるかで考える

保険を売ってこないFPさんに相談を、と聞いて

YouTuberの「保険を売ってこないFPさんにライフプランを相談するべき」という発信を聞き流していて、『そもそも自分を含めて多くの人が、保険を売り物(商品)としてみていないのでは?』と思ったことを深掘りしたい。

売り物(商品)だと思っていないから、商品の中身が不要なものだったり、実は不利な内容だったりしてもその吟味が甘くなるのでは?基本、”保険に入る”つもりで保険の話を聞きに行くし、自分は以前保険に入ったとき、そう言う気持ちに近かった気がする。

そもそも、保険を「商品」だと思っていないのでは?

普通の買い物なら、まず本当に必要か、値段が高すぎないか安すぎないか、他に代用できるものはないか、を検討するもの。だけど保険だとその警戒心がなく、保険=安心と特に家族のためなどの善意的な心の動きのために、その売り物である保険を商品と思っていないんだと気がついた。

「良い保険か」ではなく「人生が壊れるリスクを移転できるか」

保険は良いものという先入観を捨てて、もしくは脇に置いておいて、その保険で移転できるリスクはどんなものか、そのリスクは人生が壊れるようなものか?をよく確認する必要がある。

ざっくり捉え直してみる。30歳で加入して月5,000円の負担額で65歳までの保障、利用しなければ年6万円が35年で210万円、それが戻ってくる貯蓄になるというのに入った事がある自分としてはその保険は必要なかった。だって、その程度じゃあ自分の人生のリスクは移転しきれないし、使わなかった分が貯蓄として戻ってくるなら自分で貯めれば良いのだから、なんだったら、自分の体のために、年6万円の保険料で少し良い寝具を買って睡眠の質を上げた方がいいよね。電気代をケチって熱中症になるみたいになったら電気代の何倍も入院費はかかるもの。リスクをちゃんと捉えないといけないんだな。

  • 何が起きたら自分の生活が壊れるか
  • その損失はいくらか
  • 貯金と公的保障でどこまで対応できるか→年収400万円ぐらいなら高額療養費制度で1か月9万円ぐらいに抑えられる。何ヶ月も続くなら、同じ年収で年53万円ぐらいに抑えられる。
  • それでも残る大きなリスクは何か
  • そのリスクを、その保険で十分に移転できるか
  • そのための保険料はいくらか

自分も、入っちゃったことがある

自分の場合は、大人になったら全員が保険に入るものだと思い込んでいたこと、紹介してもらいに行って、紹介されたものが貯蓄になるからと財布の中身を分ける感覚だったのがいけなかったと思う。保険の本当の目的に沿っていないから、全然必要でないもの(保険商品)を買ってしまったんだな。その時の話は保険に入っちゃった話に書いています。

※2026年8月時点の私個人の考えです。保険の要不要は人それぞれで、特定の商品を勧めるものでも、加入・解約を勧めるものでもありません。文中の高額療養費制度の金額は2026年8月の制度改正後の基準をもとにした概算です。制度は改正されることがあるので、最新の基準や自分の場合の金額は、厚生労働省や加入先の健康保険でご確認ください。

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